「かむ」は“脳を育てる”第一歩|楢原クローバー歯科|八王子・楢原町の歯医者

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「かむ」は“脳を育てる”第一歩

あごの成長期を逃さず、未来の可能性を広げてあげましょう

🍀スキャモンの成長曲線は「4つ」

・神経型(脳・神経)
・リンパ型(免疫・扁桃)
・一般型(身長・体重など)
・生殖型(思春期の成長)

脳の発達は3歳までに約80%、6歳までに約90%、12歳でほぼ100%といわれています。
小学校低学年までが最も重要な時期なのです。



             神経型(脳・神経)


🦷✨ 6歳からの顎育て!脳の力を引き出す「かみ合わせ」の重要性
💡 なぜ、この時期の「顎の成長」が大切なの?
お子様の健やかな成長には、栄養だけでなく、体を動かすことや、学ぶことが重要です。実は、「顎の正しい成長」も、脳や神経の発達に大きく関わっていることがわかっています。


【根拠】スキャモンの成長曲線が示す事実
スキャモンの成長曲線は、体の器官の成長パターンを4つのタイプに分類したものです。

成長曲線の種類 成長の特徴 顎の成長との関連
神経型 (Neural Type) 脳、脊髄、感覚器など、神経系の発達。小学校低学年までに急速に成長し、10歳頃にはほぼ100%に達します。 かみ合わせや咀嚼(そしゃく)の動きは、脳・神経の指令によって制御されています。顎の正しい成長は、この神経系の発達のピークと重なっています。
一般型 (General Type) 身長、体重、骨、筋肉など、全身の発達。思春期に最も成長します。 顎の土台(骨)の成長は、この一般型の成長も伴って進みます。

このことから、顎を正しく使い、育てることが、最も成長著しい時期にある「神経系の発達」に良い刺激を与えることにつながると考えられます。
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🧠 顎の成長が「脳の発達」に影響を与える2つの理由
1. 咀嚼による「脳への刺激」
食べ物をしっかりかみ砕く(咀嚼)とき、顎の関節や筋肉から強い信号が
脳に送られます。この刺激が、特に記憶や集中力を司る脳の領域を活性化させることが
多くの研究で示されています。

• 集中力UP!
• 学習能力UP!

2. 鼻呼吸と「睡眠の質」の向上
顎が正しく成長し、舌が正しい位置にあると、鼻呼吸がしやすくなります。口呼吸ではなく鼻呼吸で深く眠ることは、成長ホルモンの分泌を促し、脳と体の休息を充実させ、発達を助ける重要な因子となります。
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👨‍⚕️ 歯科医院からのアドバイス:今、何をすべきか?

1. 「かむ」習慣を見直しましょう
硬いもの、弾力のあるものを意識して食事に取り入れましょう。
• 一口で30回かむことを目標にしましょう。

2. 「口呼吸」になっていませんか?
お口を閉じているか、お子様が遊んでいるときや寝ているときに
よく観察してください。
• 常に口が開いている、いびきをかく、といったサインがあれば、
当院にご相談ください。

3. 早期のチェックが鍵
顎の成長には「タイムリミット」があります。特に6歳から8歳頃は、
永久歯が生え始め、顎の成長方向が決まる大切な時期です。
「歯並びが少し気になる」、「顎が小さい気がする」と感じたら、
この神経系の発達のピークを逃さないためにも、
一度専門的な検査を受けることをお勧めします。
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お子様の未来の笑顔と、秘められた脳の能力のために、今こそ「顎育て」を始めましょう!



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